2022/05/17
まぶたが生まれつき内側に入り込んでいて、毛が常に目に当たってしまうことで目ヤニと涙があふれてしまっている症例です。
逆さまつげとも表現されますが、微妙に違います。
左目(向かって右側)の下まぶたが内巻きになっています。
常に濡れていることでまぶたが被れてしまったり、放っておくと眼への慢性的な刺激で角膜が黒く色素沈着してしまったりすることがあります。
※手術画像になりますので、苦手な方はお気をつけください
まずは余分なまぶたの皮膚を半月状に切り取ります。
縫い合わせて内側に巻いていたまぶたが外側に引っ張られるようにします。
数時間後の手術当日の写真です。
パッチリおめめになりました!
1週間後の再診の様子です。
目ヤニも止まり大変満足して頂きました。
何より本人が不快な思いをしなくて済み、本来の可愛いお顔を取り戻してくれました。
当院では髪の毛よりも細い吸収糸を使っていますので痛々しい見た目にならずに済みます。
毛に隠れてすぐに糸は目立たなくなり、そのうち溶けて無くなってしまうので抜糸をする必要もありません。